我が刑事法廷の証拠証人は欝病者であった

21世紀に入り、嘗てない再審請求ラッシュが続いている、我が再審事件もこの真っ只中にあり、「再審受理をしても10年かかるか、明日に判断されるか再審刑訴法がないから判らない」と担当書記官は言う。

この周防監督映画監督であるが、実は我が事件の法廷で情状証人に立ったN氏とは知友と思われる、原田國男裁判官から「絵描きとはパラノイアか」と訊かれ「そうでもない人もいれば、そうでもない人もいる」この頓珍漢な答えに唖然としたが、当時の彼は躁鬱状態であり、出獄当日に会ったのみで四半世紀が過ぎるが音信を絶っている、事件解決となれば、二審の弁護人選任の件など知りたいことがあり再会を待ち望んでいる。

以下の周防監督の言葉は、まさしく原和良弁護人の言う「一審では為すことが何もされていない、津山弁護士とはどんな人?」

周防監督が冒頭で述べているように「この人がやった、これだけで何故に有罪になるのか」、我が事件も同じで詐欺者の被害主張をそのままに有罪にされた。

因みに周防監督の映画「それでもボクはやっていない」の主任弁護人は原和良弁護士であり、逆転無罪の判決裁判官は原田國男である

 

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