ルールなき再審開始への道 野蛮な日本の刑事司法

ルールなき再審開始への道 野蛮な日本の刑事司法 (suihanmuzai.com)

我が事件の発端時から、意味ある時代の共振性というか偶然の連続であり、これに検事調書偽造の袴田再審事件に繋がった。

以前にも書いたが、白鳥事件の村山国治氏の支援者で後日の細君とは、絵画活動の知り合いで何度も飲んだことが有る。

白鳥決定が示されるまでの再審は、完全に証拠を覆すだけの証言・証拠が求められたため「開かずの扉」ともいわれた。しかし白鳥決定では、裁判で使われた証言・証拠を総合的に判断し、判決に合理的疑いが生じれば再審の対象にできることとした。再審制度も刑事裁判である以上、「疑わしきは被告人の利益に」という大原則を適用すべきとされたのである。

 

四度の再審請求申立をしてきた、この再審理由の証拠は、それぞれ違うが、再審趣旨は架空刑事裁判がされて、確定判決は無効である・・だから再審を要求する? そうじゃない、この架空刑事裁判は、法曹三者のでっち上げ事件として免訴判決せよ。

虚偽告訴に基づく免訴事件を、検察・裁判所・弁護人は意志一致して、証拠調がされない簡易裁判で調書判決にした、この控訴できない調書判決を控訴したら、また検察・裁判所・弁護人が潰し投獄した。

そして、この四回の再審請求は即時受理されるものの、検察と裁判所の二者協議で却下決定となった、弁護人抜きの中世の魔女狩りと同じ闇黒日本の刑事司法は、世界から嗤われている。

「せやろがいおじさん」は、イノセンス・プロジェクト・ジャパンの集会に出ている、とても判り易く簡潔に司法問題を突き付けている。

今の制度では冤罪は無くならない!?諸悪の根源「再審法」のグズグズっぷりについて (youtube.com)

 

「このようなチャンスは二度とない」 冤罪救うための「再審法」改正への期待と壁 成城大・指宿教授に聞く - 弁護士ドットコム (bengo4.com)