検察は極力に罪体を悪くする

警察関係者との争いから逮捕志願に二年を費やした、しかし警察は調べをせず送検して検事ポイ(不起訴処分)を目論んだ、昔読んだ小説に、特高警察に捕まり検事調べで無実が証明された、警察の調べと検察の調べは別と思っていた。

しかし戦後から警察検察一体化されたと知った、検事なら解ってくれる、この誤りが致命的となった

 

自分は数十年前、あることで暴力団から恐喝を受け、通報して彼ら全員が捕まった。 問題はその後だ。警察で事情聴取を受けた数日後検察庁に呼ばれて供述調書を取られた後、自分が話した内容を事務官が読み上げるのだが、これが話した内容とところどころ違った。それも容疑者に不利な内容に変わっていた。 検事にそこは違いますと言ったのだが、検事は「あいつら悪党にはウンと重い罰を与えてやらないといかんでしょう」と平然と言い放った。 自分も重い罰には賛成だが、事実と異なる内容で重罰を科すのは間違っていると思った。しかし、そんなこと言える雰囲気じゃなく黙って従った。 それをきっかけに、相当数の冤罪事件は間違いなく存在すると確信した。

「拷問」を告発した警察官の夫は逮捕され、異常者扱い――105歳が語る「冤罪」の長い苦しみ #昭和98年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集